金利規制の仕組み

改正貸金業法では総量規制や過剰融資の抑制など様々な点で改正が加えられていますが、金融会社の仕組みや業界を大きく変えたものの一つが金利です。
改正前は出資法と利息制限法の二つの金利体系が存在していました。
法律で定められているの金利は利息制限法によるものです。
ただし、これにはみなし弁済という利用者の任意の契約によって、出資法での上限金利でも罰則が受けられない仕組みになっていました。
この矛盾はグレーゾーン金利を生みだすことになり、高金利は多くの多重債務者の増加というカタチで表れました。
この金利体系の是正を加えたのが改正後の貸金業法です。
また、金利の概念にも改正と規制が加えられています。
利息には契約の締結費用を含めること、債務の弁済費用に関しても利息の中に組み入れられることが定められています。
加えて保証料に関しても、この金額を加えた利率が上限金利を超えないことになっており、超えた場合は刑事罰が科せられる仕組みになっています。
電話担保の融資に適用されていた金利の特例も撤廃されるなど、金利之仕組みが大きく変わっています。
消費者金融をはじめ金融業界の再編を促す結果となりましたが、一連の金利規制により業務の適正化と透明化も進むことになりました。